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ブログ 大人のステキ結婚式 いろんな結婚式のお話 2ページ目

ベトナムの結婚式

こんにちは(о´∀`о)
ウエディングデコレーターの武田です。


先日お休みをいただき、初めてベトナムの首都のハノイに行って来ました!
(1年で3回目のベトナムということは内緒にしておきますw)

観光などぶらり旅をしてきたのですが、
土日を挟んだこともありあちこちで結婚式をされていました✨

ベトナムの方、みなさん細身でお綺麗✨

betonamu1.jpeg

これはカメラマンさんの横でアシスタントの様にしゃがんで撮影しましたw
ちゃっかりってやつです。


あと、車がバンバン通る道のすぐ脇で披露宴をしていました!
壁もなくオープンスタイルだったのですが、
とにかくクラクションを鳴らす国ベトナムなので、
スムーズに進行していくのかと気になりましたが
ジロジロ見るのも
と思い、写真だけ失礼しました。

betomanu2.jpeg

ベトナムはお花を贈る風習があるので、
とにかくお花があちらこちらに飾ってあります。
披露宴もお花がふんだんに使われててかわいかったですよー!
チュールをかけた椅子もとてもかわいくて、
日本に帰ったらアレもコレもやりたい!
と刺激を受けて帰ってきました〜

結婚式を考えていらっしゃる方、
色々なワガママ聞かせてください\(^^)/
平成のうちに挙式をご検討中の方も大歓迎です!

お問い合わせお待ちしています☆

18年ぶりの再会

181117blog.jpg
おはようございます!
ウェディングデコレーターの新矢です。
今は朝の5時過ぎ、暗いし、やはり冬本番も目前、寒い朝です・・・bearing

そんな寒い朝は先日の再会、今でも心があたたかくなるお話を
書いてみようなぁーと思います。

おふたりと出会ったのは1998年の秋、大阪でした。
結婚を決めたふたり、私が勤めている場所にご相談にいらっしゃいました。
その時は会場探しで何をしたらいいか分からないから、
そんな感じだったと思います。
そして、翌年1999年の夏前に再度お目にかかることになりました。

その時には勤めている場所がクローズが決まり、
もうほとんど接客は出来ない状況ではありました。
司会者からウェディングプランナーに転向して数年、
少し仕事も分かりだして、本当にこの仕事が楽しくて仕方ない頃でした。
そんな状態であったので・・・
「こんぽおふたりなら、あの会場がピッタリ!」とイメージしている会場でした。

けど。
その会場はある大企業が運営している会場で、その時にはクローズになり、
その大企業関連の社内パーティのみで使用されていました。
私はOLをしていた時に、実はその企業の担当をしており、
退職して数年、その時の担当者に相談の電話からスタートしました。

大企業であればあるほど、一度決まったことを覆すのは容易ではありません。
何人かの方に段階を踏んで、お目にかかり、相談をしていき、
2か月後には会場使用のOKが出ました!

おふたりも大喜び!
ここで結婚式が出来たら、あんなこと、こんなこと・・・
って妄想を(笑)していたので、私もワクワクでいっぱいでした。

翌年にふたりは「スポーツウェディング」というテーマで結婚式をあげました。
私がこの仕事を楽しい!と思い、やっていきたいと方向づけた結婚式で
あることは間違いありません。
今でも色んなことを鮮明に思い出します!
ウルフルズの「バンザイ」を聴くと今でもその日を思い出します。
本当におふたりらしい、にぎやかなステキな結婚式でした。

その頃の私のプライベートは東京へ行くことを迷っていました。

おふたりの結婚式が終わってしばらくしたころ、
事務所におふたりから相談が入ったとの連絡・・・。
「結婚式がよかったから、ふたりともウェディングプランナーになりたい!」
嬉しいお話でした。
その時は既に東京に転居していて、同業の方におふたりを任せるしかない状態でした。
人生にたられば、はありませんが。
その時に私に東京行きの話がなければ、また、その後が変わっていたかもしれません。

慣れない東京に来て、時折、おふたりのお話を確認していました。
なんだか大変なことになっているのでは?と想像をしてもいましたが。。。
ごめんなさい。
毎日に必死でいつの間にか、そのことから離れていっていました。

そして、それから17年!
世の中にfacebookなる便利なものが出来ました。
その中で見覚えのある名前を見つけました!

実は新郎はある場所でプロデュース会社を立ち上げていました!
そのコンセプトの中には
「その日僕は新郎でした」から始まり、
自分の結婚式が楽しくて素晴らしかったから、自分はプランナーになり、
会社を作った、という内容でした。

・・・いやー・・・
その文章を見た時に、特にここ数年は考えさせられることも多く、
また、やっぱり大変な仕事でもありますので・・・
けど。
この新郎のHPのコメントを見て
「自分の進んできた道は正しかったんだ!」
と確信を得ることが出来ました!
本当に嬉しかったです。
私の理想とする結婚式のスタイルでした。

人生の節目である結婚式はその後の人生のパワー、力となるし、
温かい気持ちになり、周りの人たちに「ありがとう」の気持ちを持てる、
それが結婚式の素晴らしさ。
その瞬間がステキなことは当たり前。
私は結婚式の思い出がおふたりの心に、家族の心にずっと低温でもいいから残り続ける、
そんな結婚式のスタイルを提供していきたいと思っていました。

だからこそLuceのコンセプトは
「シアワセノツヅキ ソノアトモズット」なんです。

そして、先日、その新郎と再会しました!
おふたりの記憶は結婚式で止まっていたので、
自分よりだーいぶ年下だと思い込んでいましたが・・・
なんと、自分と大きくは変わらない世代だと知りました(笑)
そしてあの頃と全く変わっていないまっすぐな新郎がそこにいました。

結婚式のお話を絶え間なくしました(笑)
あの頃の新郎とそんな話をするなんて夢にも思いませんでした。
私がお手伝いをした結婚式がきっかけで同じ仕事をしている状態での
再会、これが私になお一層の前に進みパワーになりました!

私はあの日のスタッフ資料を(なんと手書き!!!)を
新郎にプレゼントしました。
その結婚式が新郎のルーツでスタートであるので、持っていてもらいたいなぁ、と。
(18年前の進行表もちゃんと保管管理している私ってすごくないですか??・笑)

また、何かコラボできる日がきたら、それは「奇跡の再会」ですね。
私もいろんな挑戦をどんどんしていきたいと思います!
新郎さん!見ていてくださいね!
私も見てます!(笑)

11月に忙しい時期の朝・・・
思い出した11月の結婚式の新郎との再会は私にパワーを与えてくれます。
会社勤めの頃、自分に言い聞かせていたことがあります。
「私の評価は会社で上司でもない、新郎新婦だ!」と。
今となってはとても偏った考えですが(笑)
それを信じて、この秋のシーズン、12月までを過ごしたいと思います。

今週末がいいお休みでありますように!

うれしいフレーズ

shutterstock_137614301.jpgのサムネイル画像

こんにちは。
ウェディングデコレーターの笠松です。
かなりご無沙汰になってしまいました…
 
毎年この時気になるとよく
今年もあっという間だったと言う話をしますが、
年々それがスピードを増している気がします。
 
秋のウェディングシーズンも一段落、と言いたいところですが、
ありがたいことにクリスマス直前まで結婚式の本番がありますので
まだまだ気を抜けません!
 
そしてそんなちょっとお疲れ気味なときには、
思い出す言葉があります。
 
ちょうど今くらいの季節に結婚式の
お手伝いをさせていただいたおふたりですが、
ご成約いただいたあと最初の打合せで
『担当は当日まで笠松さんがしてくれるんですか?』と聞かれました。
 
私たちルーチェも以前私がプランナーをやっていたところも
新規のご案内から当日まで、
全て担当させていただくスタイルをとっています。
 
会場によっては分担制のところもあるので、
この質問は今までに何度もされていますが、
こう言っていただけるの、実はとってもうれしいですnote
ちょっとした一言でさらにやる気が出ますhappy02
 
今年最後の婚礼まで残り約1ヶ月・・・
最後までしっかりとお手伝いさせていただきます!!!

一番人気の季節です

pixta_16441522_L のコピー.jpg

こんにちは。
ウェディングデコレーターの笠松です。

季節はもうすっかり秋!
朝晩はだいぶ過ごしやすくなり、
1年中黒スーツの私たちにとって過ごしやすい季節になりました。

そんな気候のいいこの季節は
1年の中で最も結婚式をされる方が多いシーズンでもあります。

新緑の春も人気ではありますが、最近は春といえど
汗ばむほどの陽気になることも多いからか、
以前よりも秋の人気が高くなっているように思います。

そして夏の時期は結婚式をされる方が少ないというのは
以前から変わらずのことです。

なので友人などにはよく
『夏は結婚式とかないから仕事暇でしょう~』と
言われることも多いのですが実は・・・・・
全くそんなことはございません!!!

それはなぜかと言いますと、秋に向けて結婚式をされるお客様との
打合せが夏前からすでに始まっているからです。

もちろん夏は結婚式自体はそんなに多くはありませんが、
週末はお客様との打合せをしていることが多いです。
そして平日の間に事務処理をして、、、、、
という日々を過ごしているとすぐにブライダルの
トップシーズンに突入してしまいます。

そんな私たちLuceも秋のウェディングシーズン真っただ中です。

そして月日はあっという間に流れ、
『もうすぐクリスマスだね・・・』
という会話をしているというのが毎年の恒例です。

ちなみにこれも毎年のことですが、
クリスマスの直前くらいから年明けお正月休み明けくらいまでが
1年の中で一番仕事が落ち着いています。
夏同様寒い1月2月も春秋に比べると結婚式が少し少ないですからね。

その分クリスマスで忙しい提携先のレストランなどに
毎年クロークなどでお手伝いに行っています。
これも年末の恒例行事です。

今年も残りあと3ヶ月を切りました。。。
新郎新婦おふたりのために、
年末年始を笑顔で迎えられるために、
引き続き頑張ります!!!



これって打合せ??

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こんにちは。
この週末は打合せで出先からで先へ飛びまわっており、
汗だくだくの笠松です。

そんな週末にお打合せをさせていただいたおふたりから
ちょっとビックリすようなお話をお伺いしました。

そのおふたりとはフローリストを交えての打合せをしたのですが、
いつも通りおふたりのご希望をお伺いしつつ、
お花の色味やデザイン、それに合わせたテーブルクロスなど
写真や実際の生地見本を使ってご提案をさせていただきました。

昔からこのスタイルは変わっていません。
今はipadなどの便利なツールがあるので、
昔のようにアルバムを何冊も持参なんてことはなくなりましたが、
それ以外は今まで通りです。

このお客様ももちろんそのように打合せを進めさせていただき、
お花のお打合せが終わった後、お花以外の打合せを進めようとしたとき・・・・・
「こんなに色々と提案してくださって感動しました。
 〇〇では何も提案してくれなかったので。。。」と言われました。

実はこのおふたりは挙式を別日に新郎の地元で行い、
その後ご親族のみでのご会食会をされるお客様で、
私は東京での会食会のお手伝いをさせていただいております。

その挙式後の会食の際のお打合せを先日され、
同じようにフローリストさんとの打合せがあったようなのですが、
おふたりは希望を聞かれることもなくipadを渡され、
「好きなものをお選びください」と言われたそうです。

私はしばらく絶句してしまいました。
そしてちなみにその方は本当にフローリストさんだったんですか?
とお伺いしたら、かなりの有名なお花屋さんの方だったとのことなので
さらにビックリ!!

ご希望をお伺いした上で、よりイメージに近いものを確認するため
写真を使うことはあると思います。
でもそれもなくただ見てもらうだけって、それが打合せ!?と疑問に思いました。

しかもおふたりがこんな感じはどうなんですかなど質問をしても
「良いと思います」というお返事しかなかったそうで、、、
それを聞いた時はもう笑うしかありませんでした。

なので今回の打合せで色々とおふたりの希望に合わせて
どんな感じがいいのかを色々考えながらご提案したことを
よろこんでくださったようです。

会場によってやり方はそれぞれではあると思いますが、
ただ写真の中から選んでもらうだけであれば、
それを見るツールさえあれば誰でも出来ますし、
極端なことを言えばわざわざ時間を作っていただいて
会場に来ていただかなくてもできてしまいます。

写真だけでは分からない部分などをご説明したり
迷っているおふたりにご提案したりするのが打合せだと私は思っています。
その分時間はかかりますが、それが結婚式の準備の
楽しみの一つだと私は思っています。

色々と便利な世の中になってきていますが、
変わらない方がいいこともあるのだと、
改めて思ったおふたりからのお言葉でした。

夏の結婚式

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こんにちは。
ウェディングデコレーターの笠松です。
 
とにかく暑い!!という感じの毎日ですが、
最近は事務所を出ての打ち合わせも多く、
毎回汗だくになりながら移動をしております。。。
そんな昨日も外での打ち合わせでした。
 
7月8月は気候のこともあるのでなかなか
結婚式をご希望される方が少ないのですが、、、
 
そんな暑い中お越しいただくゲストの皆様に、
夏ならではの結婚式を楽しんでもらいたい!と
色々と演出を考えられたおふたりのお手伝いを
させていただいたことがあります。
 
お式は夕方、披露宴開宴と共に少しずつ
日が暮れてくるという時間帯から始まりました。
 
会場入り口外には涼しげな音を奏でる風鈴をつるし、
きれいな音色がゲストをお出迎えしました。
 
そして受付では席次表などのペーパーアイテムと共に
新郎の出身地でもある香川県の伝統工芸品『丸亀うちわ』の
カラフルなミニサイズのうちわとよく冷えたおしぼりを
ゲスト全員にお渡ししました。

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おしぼりを手にされた男性ゲストは気持ちよさそうに
顔を拭いていらっしゃったのを覚えています。
 
そして挙式も滞りなく終わり、披露宴も終盤に差しかかったころ、
おふたりはデザートビュッフェをされました。
 
この時私がいた会場はガーデンのある会場で、
おふたりはそのガーデンでのデザートビュッフェをご希望されていました。
それはなぜかというと・・・・・
ガーデンの所々にホタルをイメージした電飾を用意していたんです
 
この日は奇跡的に日が沈んで少し涼しくなったので、
デザートは室内にご用意し、外でも食べられるようにゲストにご案内しました。
 
そしてその装飾に気付いたゲストの方たちは、
『わぁ!』という歓声をあげていて、新郎新婦もにっこり。
 
新郎新婦はもちろん、ゲストにとっても
記憶に残る夏の結婚式になったことと思います。

そして私も夏ならではの結婚式を楽しませていただいた一日でした!

この夏活躍の紺色シューズのお話

180712blog.JPG
こんにちは。
ウェディングデコレーターの新矢です。
毎日毎日暑い日が続いていますねsunsunsun
私は既に夏バテでダウンしてしまいました・・・。
(南国生まれなのに、本当に暑いのが苦手ですwobbly
皆さんも夏バテと日焼けに気を付けてお過ごしくださいね。

さて、今日はこの夏に新しくおろしたショーズboutiqueのお話をしたいと思います。
この紺色のシューズはちょうど3年前の夏に購入しました。
とても履きやすくて、この夏は出番多し!です。

このシューズは3年前の夏の始まりに初めて履く予定で買いました。
しかも!
Luceやいつも仕事でお世話になっている業者さんとお揃いなんです。

。。。ということで、実は結婚式のために履く予定だったんです。

何度も過去のブログで出てきている結婚式で、
リクルートゼクシィ主催にウェディングプランナーのコンテストの
「GOOD WEDDING AWARD2016」でファイナリストになった、
三崎口のオーベルジュで初めて結婚式をしたんですが、
「ENJOY SUMMER!
 ENJOY HOLIDAY!
 ENJOY WEDDING!」

このテーマで結婚式のプロでュースをしましたが、
その結婚式のためにスタッフ全員お揃いで買ったデッキシューズでした。

この結婚式は海沿いでのものでしたが、私たちの1番の想いである、
「結婚式はキチンと厳かに、披露宴は和やかにたのしく!」のように、
結婚式はスタッフ全員がいつもの黒服でしたが、
披露宴が始まったら、ボーダーのTシャツに紺色のデッキシューズで
結婚式のサポートを行いました。
そこで私が履くはずのデッキシューズでしたcrying

今でも語り継がれていますが・・・
今では笑い話になっていますが・・・
この結婚式は数日前に笠松さんがブログで書いていた通りに
かなり大がかりな結婚式で、自分たちで毎週定休日にオーベルジュに行き、
DIYをしたりした結婚式でした。

前日も当時、乃木坂のサロンから赤帽のトラックで荷物を出して、
前日は泊まり込みでスタンバイをする、始発で当日は会場入りをする、
そんな結婚式でした。

その結婚式の前日に事件は起こりました。

なんと、私が自宅から荷物など大きなものを持ち、出かけようとしたら、
階段を踏み外して転倒、持っていた荷物で顔は無事だったのですが、
足が時間ごとに大きくなっていくほどの重症でした。
とりあえず、乃木坂のサロンまではタクシーで、
そこからは予想外に赤帽に乗って、会場入りをしたんです。

足が痛くて、全く歩けず・・・。
けど、スタンバイはたくさん・・・。

サロンに向かうタクシーの中から、スタッフに電話で報告しましたが、
「もうダメだと思った」らしいです(笑)
周りのスタッフのお心遣いと気合いのおかげで
スタンバイはどうにかなりました。
本当にありがたかったです。
スタッフの強い勧めで、地元の病院に行って「全治1か月」と言われましたが
完全無視して、次の日は黒いスリッパで乗り切りました。
足が痛くて痛くてでしたが、大事なシーンではそれを忘れてました。

多くの想い出と少しの自信を持つことが出来た結婚式でしたが、
私は「ケガをしない」「体調を整える」この当たり前の2つを思い知る、
いいきっかけになった結婚式でもありました。

その靴は忙しくしていた2つの夏は履くことがなかったデッキシューズでしたが、
今年の夏、晴れてデビューです。
このシューズを履くはずだった日のことを思い出して、
今年は夏を楽しもうと思います!

今日はLuceの記念日~第4章スタート!

180707blog.jpg
こんにちは。
ウェディングデコレーターの新矢ヒカルです。
雲でいっぱいの空ですが、明るくて晴れて来そうですね。

さて、今日は7月7日、七夕です。
そして、この日は私たちの記念日です。
実は2010年7月7日にLuceをスタートさせることに決めて、
少しずつ構想を練り始めた日でした。
1年近くかけて準備を始めて、2011年4月1日に竹芝サロンで
その歩みをスタートさせました。

以前にブログにも書いていますが・・・
最後に「社員」として勤めた会社で大変なことになり(省略)・・・。
件数、利益だけに追われる結婚式だけを作り出すことに疲弊しきってたし、
信頼関係のない状態での結婚式はもうやりたくない、
と初めて「結婚式の仕事が嫌だ」と思っていました。

年齢的にも他の業種に転職するなら最後のタイミングだと思い、
結婚式の仕事を辞めようと思い、ちょっとご紹介で他の仕事を始めました。
数か月で「楽しくない」と思い始めた時に・・・
Luceを一緒にスタートさせたMさんと再会して、
また結婚式の仕事を始めることを決心した、という流れが前にあります。

ふと気づくとその時から7年も8年もたっていました。
毎年、一生懸命なので。。。
そんなに時間がたっていたんだーというのが本音です。
構想を始めた日から、今日でちょうど8年!

去年、ドレスデザイナーの桂由美さんとのコラボの仕事が満了して、
やっと新しいスタンスが落ち着き、
そして、今、新しいメンバーも加わり、新しい挑戦を始めています。
桂先生から学んだ結婚式への想いも含めて、
もっともっといい結婚式を新郎新婦に提供していきたいと思います。

そして。
ここまでLuceがやってこれたのは、いつも私の無理難題を一緒に乗り越えてくれる、
東京に着た頃からお世話になっている業者さん、ご協力会社のお力添えです。
それ以上に私をサポートしてくれて、
力を貸してくれているスタッフの皆さんのおかげです。
今はアシスタントですが、藤原さんをはじめ、現場のアシスタント、
そしてLuceの途中から中枢となっている笠松さん、
これから、一緒に頑張ってくれるスタッフのおかげです。
ありがとうございます。

私の中ではLuceは何回か方向性のシフトチェンジをしてきました。
この2018年7月からはLuceの第4章のスタートです。
フリーとして独立して、少しは知識も経験も増えてきました。
今まで以上に長年の経験と想いを活かして
「結婚式のプロ」として努力を重ねて、お役に立てるようにしていきます。

「続ける」ことは本当に大変だと今、実感しています。
けど、今、「信念」を持つことが1番の武器であり、守りなんだと
実感をしています。
これからもちょっと不器用で真っ直ぐな(真っ直ぐすぎる)Luceを
どうぞよろしくお願いします!

2018年7月7日、本日!

Wedding Design Luceの第4章の始まりです!

新婦のこだわりたいところ

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こんにちは。
ウェディングデコレーターの笠松です。
今日もまた雲行きが怪しくなってきました。。。。。

今日は『結婚式のこだわり』について少しお話したいと思います。

新郎新婦の数だけ結婚式のスタイルは存在します。
そしてこだわりたいポイントもおふたりによって様々です。

先日残念ながら別の会場でご決定をされた
あるご新婦よりご相談のご連絡がありました。

会場は気に入っていただけていたのですが、
どうしてもご希望の日程が空いておらず、
別のお日にちでご検討いただいていたものの、
ご親族の関係でどうしても日程は変更できないということで
仮予約がキャンセルになったおふたりです。

新郎新婦のおふたりが一番『優先』させたことはお日取りでした。
そのためご新婦の中では会場を決定するまでに
気持ち的に色々と折り合いを付けられたとおっしゃっていました。

そんな中でもご新婦の中ではどうしても譲れない、こだわりのポイントがありました。
それは『ウェディングドレス』です。

おふたりが決められた会場には専属提携のドレスショップがあるそうですが、
その中には希望のデザインのドレスがないとのこと。
他のことはこれでいいかと思えたけれど、
ドレスだけはこれでいいかと決めたくないとのことでした。

ドレスは結婚式をする女性にとってとても重要なアイテムだと
私は常々思っています。
新矢さんに私はドレスとヘアメイクに厳しい、とよく言われるのですが(笑)、
それだけ大切なものだと思っているからです。

そしてこのご新婦もドレスに関してはどうしても
自分の希望通りのデザインのものが着たい、
という気持ちが諦められなかったから
相談のご連絡をくださったのだと思います。

キャンセルをした会場に相談の連絡をする事を
躊躇されたかもしれませんが、
Luceなら何かあった時に相談できる場所、
と思いだしていただけたことを嬉しく思いました。

色々とアドバイスをさせていただき、
その後の結果のご連絡はまだありませんが、
『これでいっか・・・』ではなく『これが着たい!』という1着に
巡り合えていることを祈っています。




「ピンチ」の向かいあい方

こんにちは。
ウェディングデコレーターの新矢ヒカルです。
いよいよゴールデンウィークに入りますね。

今年のゴールデンウィークは打合せの多い、相変わらずの過ごし方の
Luceのメンバーです。
皆さんはどう過ごされますか?

ゴールデンウィークを前に思い立ち、事務所の片付けを始めました。
引っ越してきてから、とりあえずの状態で仕事をスタートしましたが、
使い勝手がいいように、整理が出来ていなかった部分を
引っ張り出し、捨てるものは捨てる、で進めていました。
そこで、ファイルの中から以前、勤めていた会場で担当した、
忘れられない結婚式の翌日に新郎のお父様からのメールを
発見しました!wobbly

その忘れられない結婚式はゲストに対する表面上では
滞りなく、いい結婚式に見えたことと思います。
けど、私や当日関わったスタッフには忘れられない結婚式となりました。

それ以上に・・・
担当者だった私は既に9年以上の時間がたちましたが、
今でも「あの時に私がすべきだったことは他になかったのか」
「私の対応次第で回避できなかったか?」

・・・などと、考え込む日があるほどの事件が当日に置きました。

私もさすがに初めての経験でしたし、なかなかあることではないと思います。

手紙0428 (2).jpg
9年以上の時間がたったので、少しだけ書かせていただきます。

私が担当した新郎新婦はまだ若い同級生カップルでした。
打合せの時から、新婦は家族の話になると浮かない顔despairをしていました。
新郎からの情報を含め、新婦とお父様の関係が上手くいっていないのではないか、
というのは気づいていました。
優しい新郎は「新婦の両親に結婚式をプレゼントpresentしようよ!」とか
なんとか、その状況を解決するために動いていましたが・・・
新婦の答えは全て「NO」で、心はかたくななまま、当日を迎えました。

結婚式当日。
滞りなく挙式を執り行い、披露宴も新郎新婦はお色直しのため、
中座していました。
ただ、留袖を着慣れない新婦のお母様がご気分が悪くなり、
乾杯の後から、別室で休憩をされていました。

そんな中、「新矢さん!すぐに控室に来てください!!!」wobbly
と切羽詰まった様子のスタッフからインカムにメッセージが入りました。
「お母様が調子悪くなったのかなぁ・・・」
と不安になり、控室に駆け付けました・・・。

すると・・・予想外の光景が目に入ってきました・

もうそろそろお色直しの準備も整い、
新婦が迷いに迷ったお気に入りのカラードレス姿で号泣cryingしている新婦と、
その横で言葉も発せずに立ちすくんでいる新郎でした。


控室の外でヘアメイクを呼んで、事情を聞いたところ・・・
最初から結婚式に反対をしていた新婦のお父様が
体調不良になってしまったお母様を連れて、途中で帰ると言い出されて、
控室にいる新婦に「帰るから!」と言いに来られて、
そこで「帰らないで!」と新婦に口論になったそうです。

私は会場の新婦のお父様のお席を確認すると、いらっしゃいません。
慌てて、お母様が休憩している部屋に行くと、
ちょうどお父様とお母様が帰ろうとしている様子でした。
個人的な偏った見方で印象かもしれませんが、
お母様は帰りたくなさそうに見えました。
だから、お父様に状況を確認させていただいて説得を・・・
・・・している途中に聞く耳も待たれず、
身に覚えのないことを厳しく、相当な言葉を私に放たれました。

(その時は驚きとショックでしたが、時間がたって想像すると。。。
お父様は若くして嫁がれる新婦に対して寂しいと思っていたのかなと・・・
ここは詳細は書きませんthink

これ以上お話することは、新婦にとってもお父様にとってもいい結果にならない、
と判断しました。
最後にもう一度だけ、とお願いしましたが、ご両親は私の前からお帰りになりました。
たった5分足らずのことでしたが、控室で私を待つ新婦は長く感じていたでしょう。
そして・・・
控室へ向かう私は困り果てていましたが、

「逃げるわけにいかない!」bearingそんな思いだけでした。


新婦にご両親が帰られたこと、
(お母様の様子を見る限り、お父様も本意ではないはずとはフォローしました)
後半の進行が多かったので、あとの進行の変更は新郎の両親と話し合い、
変更する可能性があるけど、とにかく、私に任せてほしい、
・・・そんなことを話しました。

すると、新婦は・・・また号泣・・・。
「結婚式で手紙を読んで、
私の本当の気持ちをお父さんに知ってほしかった。
だから最後までいてほしかったのにー・・・cryingcryingcrying


もらい泣きしそうでした。
お父様への怒りが爆発しそうでした。

「お父さんのことはよく分かる。
けど、おふたりのために集まっているゲストのためにも今は頑張りましょう?」
「・・・はい」
新郎が新婦の手をぎゅっconfidentと握ったそのシーンを今でも鮮明に覚えています。

ヘアメイクさんに合図をして、控室に戻ってもらい、
もう一度ヘアメイクを直してもらいました。

10分もせずにゲストには少し長めのお色直しのお仕度を済ませ、
新郎新婦は控室を後にして、会場へ向かいました。

そこから、新郎のご両親に状況をご報告をして、進行を一任されたこともお伝えして、
予定していた、新婦のお手紙、花束贈呈は中止して、
謝辞は新郎のお父様だけ、前にお呼び出しをするということに決めました。
そして、新婦側の末席の親族は新婦のおばあ様だけが残っていらっしゃいました。
おばあ様は居心地悪そうに、小さくなって、何度もお詫びをされました。
おかけした言葉は忘れてしまいましたが、
ご両親の代わりにしっかりと見届けてあげてくださいね、
こんな言葉をかけるしか余裕がなかった記憶です。
新婦もご友人のお祝いの言葉やドレスを褒められたことで
しばらくすると笑顔happy01が出てきて、ホッとした記憶も残っています。

新郎のご両親と話した通りの変更をした進行で無事にお開きとなりました。
ゲストにとってはいい結婚式のお開きにしか見えなかったでしょう。


ゲストのお見送りをしている私の手元には、新婦の読むはずだった手紙が
残っていました。
悲しかったのか、寂しかったのか、悔しかったのか。。。
私は「このままではいけない!」と思い、司会者と音響にお開き後に
少し残ってもらうようにお願いしました。

そして、新郎のご兄弟がビデオ機材を持っていることに気づいていたので、
起こったことに戸惑った様子で、席にまだ座っていらっしゃたご兄弟のお席に
ご相談に行きました。
「事情があって、新婦のご両親は披露宴の途中で帰ってしまいました。
けれど、新婦はご両親のために手紙を書いて、お伝えしたいことがありました。
新婦のお父様もきっと、後日帰ったことを後悔するはずです。
その日のためにゲストが帰ったあとに、新郎のご両親も一緒に
お手紙の朗読と花束贈呈だけやりたいと思います。
おふたりがOKでしたら、そのビデオで映像を残していただけませんか?」

新郎のご兄弟は笑顔で快諾をしてくれました。

もしかしたら、後日にその手紙をお父様にお渡しすることで、
新婦の気持ちを伝えることは出来たと思います。
けど・・・。
嫁ぐ日である結婚式当日に、今までで1番きれいにな花嫁姿で
ドレスを着て、ヘアメイクをした花嫁姿で伝えられたら、
新婦は当然ですが、後日映像を見た新婦の両親にももっと強く、
その新婦の想いが伝わるのでは、って思いました。

ゲストが全員お帰りになり、会場の一部は片付けを進めている中、
司会者のコメント、音響のBGMの中、新婦のお手紙朗読と花束贈呈を
行いました。
新郎も少し涙ぐんでいました。
そこに居合わせたスタッフもいつの間にか片付けの手を止めて、
おふたりに・・・新婦に大きな拍手goodshineを贈ってくれました。


今、思い出しても。。。
時間外まで残ってくれた司会者さん、音響さんには本当にありがたいことでした。

「この映像を早く、お父様に見せれる日がくるといいですね」
新婦は笑顔から、また泣き出してしまいました。
けど、「ありがとうございました、手紙が読めて良かった」と言ってくださいました。

その日は2次会のお手伝いもさせていただきました。
全てが終わったあとにまた新婦は思い出したように泣かれていました。
夜遅くまで、ずっと新婦の近くにいた記憶があります。
私が担当者として出来ることの最後の1つだったんだと思います。

この夜の気持ちは私もいまだに上手く言い表すことが出来ないし、
忘れられない夜でした。
手紙0428 (1).jpg

翌日のまだ前日の結婚式のことが頭から離れず、ボーっとしていた私のもとに
新郎のお父様からメールがきました。

「うわっ、クレームかなぁ・・・」
と恐る恐る見てみると、真逆の内容でした。

素晴らしい結婚式になったというお礼と・・・
「突然のハプニングにも冷静に泰然自若に対応していただき、
仕事に対する能力の高さと日頃の結婚式に対する心構えを
垣間見ることが出来ました。
昨日の式は素晴らしい見本のような対応でした。
心から感謝いたします」
(抜粋)


(このメールを探し出した時、うれしかったのでそのまま記事に出しました)
そして、お父様からのメールにはこんなことも書いてありました。

「人生はピンチの連続です。
ピンチに振り回されるか、
ピンチはチャンスと思って対応するかによって、
その後に大きな差が出ます。
」(抜粋)


私の重い心を救ってくださったお父様からにメールでした。
この日から9年以上の時間がたち、また多くの経験を重ねた私に
このお父様の言葉は恐らく、その時以上に重く、響くものになりました。

あの日から9年以上が経ちましたが、
新婦のお父様はちゃんとお手紙朗読も映像を見てくれたかなぁ。
お父様は新婦に誤ってくれたかなぁ。
このメールを見て、改めてそんなことを考えました。

あの日から9年以上経っても私は「あの日に私が出来ることは他になかったか」と
考え、悩み続けています。
けど、これはプロのウェディングプランナーとして当たり前のことだと思います。
きっとこれからも節目に思い出す結婚式の1組になります。


結婚式にはおふたりだけでなく、色々な思いがあります。
新郎新婦は当たり前ですが、ゲスト全員に笑顔で帰ってほしい、
9年後の掃除で見つかったメールで、そんな想いが強くなりました。


私もLuceもまだまだ未熟です。
「泰然自若」だけど、心がある結婚式を創るウェディングプランナーで
いようと思います。

今日はちょっと長いブログになってしまいましたsmile
・・・結婚式ってライブですよねー?(笑)

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