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ブログ 大人のステキ結婚式
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(Luce +plus) 2019年5月 7日 14:36
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同じカテゴリの記事
「かつしかウェディング」~私たちの想い
「かつしかウェディング」は多くの結婚式のお手伝いをしてきた、
私たち、Wedding Design Luceが葛飾にとことんこだわって、
地元の皆さまと創りあげている結婚式のブランドです。
「かつしかウェディング」の序章 ~葛飾へ転居のきっかけ~
2012年から私たちLuceはドレスデザイナーの桂由美先生の乃木坂の桂由美ブライダルハウスの中で
桂先生と一緒に結婚式のプロデユースの仕事をしていました。
2017年秋にブライダルハウスのプロデュースの方向性の変更が行われることになり、
私たちはデスクオフィスとして、事務所部分を葛飾区へ移転することにしました。
「なぜ葛飾区を選んで引っ越したんですか?」
よく質問されますが、「かつしかウェディング」というブランドを創ろうとしているのに
この引っ越した理由は「大きな公園の近くで、東京駅までに30分以内で行ける場所」という、
ザックリとしたことだけでした。
・・・それも実はその希望の大きな公園は2か所に絞っていたんです。
葛飾の「水元公園」か江戸川の「葛西臨海公園」でその近くでいい物件が出てきたら、決めようと。
それで希望がかなった物件は先に葛飾区で見つかり、運命的な出会いの始まりとなりました。
2005年頃だったと思いますが、当時の勤めていたレストラン事業部でお世話になった業者さんが
当時オープンしたばかりの洋風料理NAKAMURA」さんへ連れて行ってくださいました。
駅から決して近くではない印象でしたが、食事の帰りに立ち寄った「水元公園」が素晴らしく、
高校から数年前まで住んでいた大阪の「鶴見緑地」にどこか似ていて、一目で気に入りました。
そこから10年以上も仕事に追われ、水元公園に行く機会もありませんでした。
今、15年たっているのですが、水元公園はあの日と変わらず、本当にステキな場所です。
いつか、水元公園で結婚式のお手伝いが出来たら、というのが1つの夢で、目標です。
「区民結婚式」との出会い
2017年夏から葛飾での業務が少しずつ始まりました。
転居して1ヶ月後に「広報かつしか」を手にして、いつもはサラッと読み流すのですが・・・
運命なんでしょうね、その時に限り、珍しく時間をかけて見ていたら、
「結婚式を挙げたい方 大募集!」
「結婚式を挙げたかったけど、できなかった」
そんなお二人を応援するため、美容祭りで結婚式を行います。
こんな記事が私の目に入りました、いえ、飛び込んできました!
次の瞬間には他のスタッフと話をしてもいないのに、「やりたい仕事だ!」と直感で
決めてしまっていました。
それは私のブライダル人としての大切な大切な心の宝物なので詳細は書きませんが、
桂先生の桂由美ブライダルハウスから引っ越しの当日に出発前に桂先生と写真を撮ったり、
お話をする時間が少しだけあったのです。
その時に「これから少し離れますが、お互いに新郎新婦のために、ブライダル業界のために、
お国のために頑張りましょうね」と私をまっすぐ見て、手をしっかりと握ってくだりながら
おっしゃっていただきました。
「お国のため」は年齢的な言葉だなぁーと感じていただけの私でしたが、この記事を見た時に
「この区民結婚式の仕事は私が、Luceがやるべき仕事」だと直感的に感じて、
他のスタッフにもその直感を理解をしてもらって、当時は仕事の基盤が乃木坂から移動も
してたので、時間的な余裕がありましたので、叶うならこの仕事をしようと決めました。
早速に葛飾区役所に問合せをしたり、去年までのイベントデータを探しました。
失礼ながら、去年までのイベントでは新郎新婦の立ち位置が逆だったり、など散見されて
結婚式のプロは入っていないなぁというのを感じました。
その後、問合せなどで、この無料結婚式は「葛飾区美容組合」(美容院の組合です)が主催、
葛飾区が後援をしているという「区民結婚式」のイベントでした。
問合せからイベントの日まで4ヶ月の時でした。
「区民結婚式」のボランティアとして参画
葛飾区役所から案内されて、葛飾美容組合へ問合せをして、役員の皆さまとお目にかかり、
私たちは2017年12月に行われた「第3回 区民結婚式」にボランティアとして参画することが
決定しました。
桂先生が言った「お国のため」、
桂先生がいつもおっしゃっていた「結婚式は地元から」
そんないただいた言葉を実現するいい機会に感謝がいっぱいでした。
実はこの区民結婚式は「第4回」、「第5回」も私たちはボランティアで今年の2月も
参画をしました。
この区民結婚式は年に1回、葛飾区の美容室の美容組合が主催で、毎年「広報かつしか」で
公募されて、その中から2組が選出されます。
ヘアメイクはこの美容組合の方が美のプロとしてイベント当日、新郎新婦に行います。
結婚式は2組合同の「人前式」で行われ、なんと!立会人代表は
葛飾区の青木区長が毎回挙式に参列をいただいています!
この経験はなかなか出来ないから本当に貴重なことです。
その後、披露宴を行います。
毎回、(イベントなので)大変な部分もありますが、ステキな1日をお過ごしを
いただいてますよ!
ご興味ある方は「広報かつしか」をいつもしっかりとチェックしてください!
または私たちへお問合せをお気軽に!
「区民結婚式」の打合せを進めていく中で・・・
初めてのイベントの新郎新婦と打合せをしていて、葛飾のことをよく知らなかった私たちは
多くのことを感じることになりました。
偶然かもしれませんが、私は葛飾区在住の新郎新婦の結婚式を担当することが少なく、
葛飾区の知識はほとんどありませんでした。
(余談ですが、私は東京にいるんだからいつかは、寅さんの街や(大好きな)両津勘吉の
亀有に行ってみたい!・・・と長年思っていましたが、会社と自宅の行き来ばかりで、
そこにあるのか行く機会もないまま、葛飾区に転居、今では徒歩でも行けます!)
葛飾の人って地元が大好きだなぁ、とか。
葛飾の人って、意外と葛飾区出身同志で結婚するんだ、とか。
そういった今まで培ったマーケティングみたいなこともそうですが。。。
このボランティアを通じて、
「葛飾区には結婚式場は1つもない」ということを知りました。
・・・これは驚きました!
そして、すぐに仲がいいゼクシィやマイナビウェディングの方に調べていただき・・・
「葛飾区は23区内で唯一、結婚式場がない区」であると判明!
23区内で唯一ない・・・!
そんな頃、私は葛飾の良さを日々に感じて、転勤族の家で生まれ育ち、土地に執着する、
ということもなく、「地元」って言葉には縁遠く、憧れさえ感じていたのですが・・・
この葛飾は引っ越して3か月で「ずっと葛飾にいたい!」と思うように変貌していました。
「結婚式場がないから」出来ること~ふるさとウェディング~
「葛飾区は23区内で唯一、結婚式場がない区」だと判明してから、初めてのボランティアの
イベントが終わるまで、私はずっとワクワク?というか、「これだー!」って思う日を
過ごしながら、考えをまとめていました。
私は実はブライダル業歴は25年はあり、「惰性」という言葉を嫌い、自分で言うのもですが、
色々な結婚式の仕事に挑戦して、いつも新鮮な気持ちで「結婚式の仕事」と向かいあって
います。
今まで色々な会場、場所、神社、教会、色々なケースの結婚式のお手伝いをしてきました。
だからこそ、この「唯一ない結婚式場」は建てることは出来ませんが、
葛飾にはステキで本格的な神社や教会などは存在します。
そんな小さな頃からなじみのある所で結婚式をする、ステキなことです!
地元で結婚式をするお手伝いをすることは今までの経験や知識で十分に出来ると思いました。
そして、奇跡的に桂由美に選んでいただき、近くで仕事をしてきて、学んだことも多くあり、
桂先生の結婚式に対する想いなどを今の若い新郎新婦に伝えたいというブライダル人として
大きな思いもある中で、その中の大きな1つが桂先生が長い間、そして、いつも話して、
提唱をしている「ふるさとウェディング」です。
「ふるさとウェディング」は「地元から結婚式は始まるべき」ということで、
昔は自宅で花嫁仕度をして、両親や家族に挨拶をして、ご近所の皆さまに挨拶をして、
お祝いの言葉をもらいながら、結婚式を挙げに出かけていくというのが多くみられました。
かくいう私も鹿児島の田舎で小さい頃、「今度の日曜日○○のお姉さんが結婚式だって」
と母から聞くと、朝早くからその家の前で「いつ出てくるか」とワクワク、ドキドキして
花嫁姿になったいつもとは違う近所のお姉さんを眺めていました。
もしかしたら、そこからウェディングプランナーになる運命だったかもしれませんね。
桂先生は「今は数十人のゲストのために普段着で来て、普段着に戻って式場を出ることで、
花嫁姿を子供たちが見ることが出来なくなって残念だわ」とよく話していました。
確かに時代の流れもありますが、女の子の将来の夢のベストテンから「お嫁さん」が
ランク外になってから長くなってきました。
結婚式の現場でいつも小さな女の子は大昔の私のように、いつもとは様子が違う親戚の
お姉さんが(お兄さんも)美しくて、幸せそうで、きっとまぶしく見えて、
なかなか近づけなくて、モジモジしてる様子をよくみかけます。
桂先生の言葉と「区民結婚式」の準備を通して、漠然といつの間にか、
「葛飾の街に花嫁姿を見かけることが『非日常』でなくしたい」と考える様になりました。
「地元、葛飾の神社仏閣、教会での結婚式をする」
「結婚式場がない」のに幸せな姿をよく見れる、っていうのはステキなことだと
思いませんか?
漠然としたイメージが、今では確実な「画」として私の心の中に描かれています。
葛飾区を「結婚式の街」と言われたら、それが私たちの夢の実現です。
「葛飾でしか出来ないこと」
~葛飾の街が新郎新婦をみんなで祝福するためには~
長い間、結婚式の仕事をしてきました。
何か世間的に大きなことがあった時に「ブライダル業界」ってあまり印象が良くない報道を
されています。
報道の内容について正しいことも全く違うことも、そして、ほんの一握りの結婚式のことも
ほとんど知らずにただ「利益」を得るために営業しているという企業、個人のために
なんだか誤解をされているなぁ、と感じることも少なくありません。
私たちは長くこの仕事をさせていただき、この「かつしかウェディング」だけは
いつもとは違う結婚式のお手伝いをすることにしました。
それは「葛飾」にこだわったからです。
長くこの仕事をしているので、正直言いまして、お取引先はおかげ様でたくさんあります。
「かつしかウェディング」ではすぐに全てを、という訳にはいきませんが、
少しずつでもウェディングアイテムを今までの業者さんではなく、葛飾区内の企業様に
結婚式のお手伝いをしていただこうと思います。
例えば・・・
新郎新婦のヘアメイクは美容組合の美容院の皆さんへ、とか。
引出物は葛飾ならではのギフトを、とか。
引菓子は小さい頃から食べてたあの店のだんごやお菓子を、とか。
カメラマンは街の写真屋さんに、とか。
・・・もちろん長くこの仕事をしているだけに、当日にしか腕前が見えないもの、
ヘアメイク、カメラマンについては今まで通りにしっかりと選抜をして、
私たちが後悔しないようなレベルをクリアをしていただくようにしたいと思います。
「安かろう、悪かろう」では意味ないですから!
ここは誤解のないようにあえて記載をさせていただきました。
だから、「少しずつ」なんですよね。
ずっとこの葛飾で「いい結婚式」を行っていただくために今までの経験と選択眼を
しっかりと選択をしていきます。
ちょっと遠回りになりましたが、
「かつしかウェディング」は
葛飾区内で出来るだけの受発注を行い、経済をまわす!
みんなで新郎新婦をお祝いをしてもらえる体制作りをしていきます。
ここに書いていないこともあって、企画の心はウズウズしています(笑)
そして。
披露宴についてです。
私は結婚式の仕事を長年していて、結婚式って独特のパワーを持っていると思っています。
人生の節目でありますから、一度立ち止まり、自分の人生を振り返り、
これからおふたりで生きていく方向性を考えるきっかけの1日です。
そして、素直に「ありがとう」って言える日です、
私は人生の節目として、披露宴はともかく、結婚式だけはあいていただきたいと
心から強く思っています。
披露宴は家族を取り巻く事情や経済的なことでやる、やらないはどちらでもいい、
おふたりのご事情でいいと思っています。
「かつしかウェディング」では挙式だけのお手伝いだけでもOKです。
神社仏閣としっかりと当日までのマネージメント行い、最小限のお手間で済ませるように
組立てています。
挙式後にしっかり披露宴を、ご家族だけ、親族だけの会食を、
せっかくだから新郎新婦だけの晴れの席のお料理のお承りもいたします。
これも、もちろん、葛飾区内(もしかしたら千葉も)の美味しい、ステキなお店での
披露宴、会食、お食事を実現します。
まだまだ少ないですが、かつしかウェディングが葛飾区内をめいっぱい営業に回ります!
私たちはレストランウェディングの経歴が1番長いので、ノウハウは間違いなしです。
私たちは「かつしかウェディング」と同時に丸の内や表参道、銀座、赤坂など、
色々な会場で結婚式のお手伝いをしています。
結婚式当日の中で多くのことを感じながら、お手伝いをしています。
例えば、最近の披露宴は新郎新婦のご意向なのかは分かりませんが、
お子様ゲストが少ないんですよね。
先ほど書きましたが、子供たちが結婚式の経験がなければ、「結婚式の日の幸せ」を
見れないから、どんどん「結婚する」ことが減っていくような気がします。
これも本当に寂しいのですが、初婚の平均年齢が高くなっていることで、たった5年ほどで
新郎新婦の祖父母がほとんど出席しません。
新郎新婦は「おじいちゃんには、おばあちゃんには来てもらいたいんですけど・・・」
と必ず言っていますが、体調や歩くことの不安から最終的には出席をしない、
ということが多いです。
地元での結婚式なら、いつも行ってる神社までなら来ていただけるかもしれませんよね?
もちろん、新郎新婦の環境や事情で丸ノ内などやホテル、式場の結婚式もステキです。
けど、自分のスタイルがそうでないなら、是非に地元で結婚式を実現していただきたい
と思っています。
肩ひじはらずに人生の節目に地元で、地元の街の皆さんにお祝いをして、
お祝いをしてもらう、そんな「かつしかウェディング」をかなえていただければ、
私たちの今までの経験や知識を利用していただければと思います。
葛飾区が結婚式場がなくても、
花嫁が行き交うことが「非日常」でなくなる、
幸せが溢れる街になりますように。
かつしかウェディング
Wedding Design Luce
私たち、Wedding Design Luceが葛飾にとことんこだわって、
地元の皆さまと創りあげている結婚式のブランドです。
「かつしかウェディング」の序章 ~葛飾へ転居のきっかけ~
2012年から私たちLuceはドレスデザイナーの桂由美先生の乃木坂の桂由美ブライダルハウスの中で
桂先生と一緒に結婚式のプロデユースの仕事をしていました。
2017年秋にブライダルハウスのプロデュースの方向性の変更が行われることになり、
私たちはデスクオフィスとして、事務所部分を葛飾区へ移転することにしました。
「なぜ葛飾区を選んで引っ越したんですか?」
よく質問されますが、「かつしかウェディング」というブランドを創ろうとしているのに
この引っ越した理由は「大きな公園の近くで、東京駅までに30分以内で行ける場所」という、
ザックリとしたことだけでした。
・・・それも実はその希望の大きな公園は2か所に絞っていたんです。
葛飾の「水元公園」か江戸川の「葛西臨海公園」でその近くでいい物件が出てきたら、決めようと。
それで希望がかなった物件は先に葛飾区で見つかり、運命的な出会いの始まりとなりました。
2005年頃だったと思いますが、当時の勤めていたレストラン事業部でお世話になった業者さんが
当時オープンしたばかりの洋風料理NAKAMURA」さんへ連れて行ってくださいました。
駅から決して近くではない印象でしたが、食事の帰りに立ち寄った「水元公園」が素晴らしく、
高校から数年前まで住んでいた大阪の「鶴見緑地」にどこか似ていて、一目で気に入りました。
そこから10年以上も仕事に追われ、水元公園に行く機会もありませんでした。
今、15年たっているのですが、水元公園はあの日と変わらず、本当にステキな場所です。
いつか、水元公園で結婚式のお手伝いが出来たら、というのが1つの夢で、目標です。
「区民結婚式」との出会い
2017年夏から葛飾での業務が少しずつ始まりました。
転居して1ヶ月後に「広報かつしか」を手にして、いつもはサラッと読み流すのですが・・・
運命なんでしょうね、その時に限り、珍しく時間をかけて見ていたら、
「結婚式を挙げたい方 大募集!」
「結婚式を挙げたかったけど、できなかった」
そんなお二人を応援するため、美容祭りで結婚式を行います。
こんな記事が私の目に入りました、いえ、飛び込んできました!
次の瞬間には他のスタッフと話をしてもいないのに、「やりたい仕事だ!」と直感で
決めてしまっていました。
それは私のブライダル人としての大切な大切な心の宝物なので詳細は書きませんが、
桂先生の桂由美ブライダルハウスから引っ越しの当日に出発前に桂先生と写真を撮ったり、
お話をする時間が少しだけあったのです。
その時に「これから少し離れますが、お互いに新郎新婦のために、ブライダル業界のために、
お国のために頑張りましょうね」と私をまっすぐ見て、手をしっかりと握ってくだりながら
おっしゃっていただきました。
「お国のため」は年齢的な言葉だなぁーと感じていただけの私でしたが、この記事を見た時に
「この区民結婚式の仕事は私が、Luceがやるべき仕事」だと直感的に感じて、
他のスタッフにもその直感を理解をしてもらって、当時は仕事の基盤が乃木坂から移動も
してたので、時間的な余裕がありましたので、叶うならこの仕事をしようと決めました。
早速に葛飾区役所に問合せをしたり、去年までのイベントデータを探しました。
失礼ながら、去年までのイベントでは新郎新婦の立ち位置が逆だったり、など散見されて
結婚式のプロは入っていないなぁというのを感じました。
その後、問合せなどで、この無料結婚式は「葛飾区美容組合」(美容院の組合です)が主催、
葛飾区が後援をしているという「区民結婚式」のイベントでした。
問合せからイベントの日まで4ヶ月の時でした。
「区民結婚式」のボランティアとして参画
葛飾区役所から案内されて、葛飾美容組合へ問合せをして、役員の皆さまとお目にかかり、
私たちは2017年12月に行われた「第3回 区民結婚式」にボランティアとして参画することが
決定しました。
桂先生が言った「お国のため」、
桂先生がいつもおっしゃっていた「結婚式は地元から」
そんないただいた言葉を実現するいい機会に感謝がいっぱいでした。
実はこの区民結婚式は「第4回」、「第5回」も私たちはボランティアで今年の2月も
参画をしました。
この区民結婚式は年に1回、葛飾区の美容室の美容組合が主催で、毎年「広報かつしか」で
公募されて、その中から2組が選出されます。
ヘアメイクはこの美容組合の方が美のプロとしてイベント当日、新郎新婦に行います。
結婚式は2組合同の「人前式」で行われ、なんと!立会人代表は
葛飾区の青木区長が毎回挙式に参列をいただいています!
この経験はなかなか出来ないから本当に貴重なことです。
その後、披露宴を行います。
毎回、(イベントなので)大変な部分もありますが、ステキな1日をお過ごしを
いただいてますよ!
ご興味ある方は「広報かつしか」をいつもしっかりとチェックしてください!
または私たちへお問合せをお気軽に!
「区民結婚式」の打合せを進めていく中で・・・
初めてのイベントの新郎新婦と打合せをしていて、葛飾のことをよく知らなかった私たちは
多くのことを感じることになりました。
偶然かもしれませんが、私は葛飾区在住の新郎新婦の結婚式を担当することが少なく、
葛飾区の知識はほとんどありませんでした。
(余談ですが、私は東京にいるんだからいつかは、寅さんの街や(大好きな)両津勘吉の
亀有に行ってみたい!・・・と長年思っていましたが、会社と自宅の行き来ばかりで、
そこにあるのか行く機会もないまま、葛飾区に転居、今では徒歩でも行けます!)
葛飾の人って地元が大好きだなぁ、とか。
葛飾の人って、意外と葛飾区出身同志で結婚するんだ、とか。
そういった今まで培ったマーケティングみたいなこともそうですが。。。
このボランティアを通じて、
「葛飾区には結婚式場は1つもない」ということを知りました。
・・・これは驚きました!
そして、すぐに仲がいいゼクシィやマイナビウェディングの方に調べていただき・・・
「葛飾区は23区内で唯一、結婚式場がない区」であると判明!
23区内で唯一ない・・・!
そんな頃、私は葛飾の良さを日々に感じて、転勤族の家で生まれ育ち、土地に執着する、
ということもなく、「地元」って言葉には縁遠く、憧れさえ感じていたのですが・・・
この葛飾は引っ越して3か月で「ずっと葛飾にいたい!」と思うように変貌していました。
「結婚式場がないから」出来ること~ふるさとウェディング~
「葛飾区は23区内で唯一、結婚式場がない区」だと判明してから、初めてのボランティアの
イベントが終わるまで、私はずっとワクワク?というか、「これだー!」って思う日を
過ごしながら、考えをまとめていました。
私は実はブライダル業歴は25年はあり、「惰性」という言葉を嫌い、自分で言うのもですが、
色々な結婚式の仕事に挑戦して、いつも新鮮な気持ちで「結婚式の仕事」と向かいあって
います。
今まで色々な会場、場所、神社、教会、色々なケースの結婚式のお手伝いをしてきました。
だからこそ、この「唯一ない結婚式場」は建てることは出来ませんが、
葛飾にはステキで本格的な神社や教会などは存在します。
そんな小さな頃からなじみのある所で結婚式をする、ステキなことです!
地元で結婚式をするお手伝いをすることは今までの経験や知識で十分に出来ると思いました。
そして、奇跡的に桂由美に選んでいただき、近くで仕事をしてきて、学んだことも多くあり、
桂先生の結婚式に対する想いなどを今の若い新郎新婦に伝えたいというブライダル人として
大きな思いもある中で、その中の大きな1つが桂先生が長い間、そして、いつも話して、
提唱をしている「ふるさとウェディング」です。
「ふるさとウェディング」は「地元から結婚式は始まるべき」ということで、
昔は自宅で花嫁仕度をして、両親や家族に挨拶をして、ご近所の皆さまに挨拶をして、
お祝いの言葉をもらいながら、結婚式を挙げに出かけていくというのが多くみられました。
かくいう私も鹿児島の田舎で小さい頃、「今度の日曜日○○のお姉さんが結婚式だって」
と母から聞くと、朝早くからその家の前で「いつ出てくるか」とワクワク、ドキドキして
花嫁姿になったいつもとは違う近所のお姉さんを眺めていました。
もしかしたら、そこからウェディングプランナーになる運命だったかもしれませんね。
桂先生は「今は数十人のゲストのために普段着で来て、普段着に戻って式場を出ることで、
花嫁姿を子供たちが見ることが出来なくなって残念だわ」とよく話していました。
確かに時代の流れもありますが、女の子の将来の夢のベストテンから「お嫁さん」が
ランク外になってから長くなってきました。
結婚式の現場でいつも小さな女の子は大昔の私のように、いつもとは様子が違う親戚の
お姉さんが(お兄さんも)美しくて、幸せそうで、きっとまぶしく見えて、
なかなか近づけなくて、モジモジしてる様子をよくみかけます。
桂先生の言葉と「区民結婚式」の準備を通して、漠然といつの間にか、
「葛飾の街に花嫁姿を見かけることが『非日常』でなくしたい」と考える様になりました。
「地元、葛飾の神社仏閣、教会での結婚式をする」
「結婚式場がない」のに幸せな姿をよく見れる、っていうのはステキなことだと
思いませんか?
漠然としたイメージが、今では確実な「画」として私の心の中に描かれています。
葛飾区を「結婚式の街」と言われたら、それが私たちの夢の実現です。
「葛飾でしか出来ないこと」
~葛飾の街が新郎新婦をみんなで祝福するためには~
長い間、結婚式の仕事をしてきました。
何か世間的に大きなことがあった時に「ブライダル業界」ってあまり印象が良くない報道を
されています。
報道の内容について正しいことも全く違うことも、そして、ほんの一握りの結婚式のことも
ほとんど知らずにただ「利益」を得るために営業しているという企業、個人のために
なんだか誤解をされているなぁ、と感じることも少なくありません。
私たちは長くこの仕事をさせていただき、この「かつしかウェディング」だけは
いつもとは違う結婚式のお手伝いをすることにしました。
それは「葛飾」にこだわったからです。
長くこの仕事をしているので、正直言いまして、お取引先はおかげ様でたくさんあります。
「かつしかウェディング」ではすぐに全てを、という訳にはいきませんが、
少しずつでもウェディングアイテムを今までの業者さんではなく、葛飾区内の企業様に
結婚式のお手伝いをしていただこうと思います。
例えば・・・
新郎新婦のヘアメイクは美容組合の美容院の皆さんへ、とか。
引出物は葛飾ならではのギフトを、とか。
引菓子は小さい頃から食べてたあの店のだんごやお菓子を、とか。
カメラマンは街の写真屋さんに、とか。
・・・もちろん長くこの仕事をしているだけに、当日にしか腕前が見えないもの、
ヘアメイク、カメラマンについては今まで通りにしっかりと選抜をして、
私たちが後悔しないようなレベルをクリアをしていただくようにしたいと思います。
「安かろう、悪かろう」では意味ないですから!
ここは誤解のないようにあえて記載をさせていただきました。
だから、「少しずつ」なんですよね。
ずっとこの葛飾で「いい結婚式」を行っていただくために今までの経験と選択眼を
しっかりと選択をしていきます。
ちょっと遠回りになりましたが、
「かつしかウェディング」は
葛飾区内で出来るだけの受発注を行い、経済をまわす!
みんなで新郎新婦をお祝いをしてもらえる体制作りをしていきます。
ここに書いていないこともあって、企画の心はウズウズしています(笑)
そして。
披露宴についてです。
私は結婚式の仕事を長年していて、結婚式って独特のパワーを持っていると思っています。
人生の節目でありますから、一度立ち止まり、自分の人生を振り返り、
これからおふたりで生きていく方向性を考えるきっかけの1日です。
そして、素直に「ありがとう」って言える日です、
私は人生の節目として、披露宴はともかく、結婚式だけはあいていただきたいと
心から強く思っています。
披露宴は家族を取り巻く事情や経済的なことでやる、やらないはどちらでもいい、
おふたりのご事情でいいと思っています。
「かつしかウェディング」では挙式だけのお手伝いだけでもOKです。
神社仏閣としっかりと当日までのマネージメント行い、最小限のお手間で済ませるように
組立てています。
挙式後にしっかり披露宴を、ご家族だけ、親族だけの会食を、
せっかくだから新郎新婦だけの晴れの席のお料理のお承りもいたします。
これも、もちろん、葛飾区内(もしかしたら千葉も)の美味しい、ステキなお店での
披露宴、会食、お食事を実現します。
まだまだ少ないですが、かつしかウェディングが葛飾区内をめいっぱい営業に回ります!
私たちはレストランウェディングの経歴が1番長いので、ノウハウは間違いなしです。
私たちは「かつしかウェディング」と同時に丸の内や表参道、銀座、赤坂など、
色々な会場で結婚式のお手伝いをしています。
結婚式当日の中で多くのことを感じながら、お手伝いをしています。
例えば、最近の披露宴は新郎新婦のご意向なのかは分かりませんが、
お子様ゲストが少ないんですよね。
先ほど書きましたが、子供たちが結婚式の経験がなければ、「結婚式の日の幸せ」を
見れないから、どんどん「結婚する」ことが減っていくような気がします。
これも本当に寂しいのですが、初婚の平均年齢が高くなっていることで、たった5年ほどで
新郎新婦の祖父母がほとんど出席しません。
新郎新婦は「おじいちゃんには、おばあちゃんには来てもらいたいんですけど・・・」
と必ず言っていますが、体調や歩くことの不安から最終的には出席をしない、
ということが多いです。
地元での結婚式なら、いつも行ってる神社までなら来ていただけるかもしれませんよね?
もちろん、新郎新婦の環境や事情で丸ノ内などやホテル、式場の結婚式もステキです。
けど、自分のスタイルがそうでないなら、是非に地元で結婚式を実現していただきたい
と思っています。
肩ひじはらずに人生の節目に地元で、地元の街の皆さんにお祝いをして、
お祝いをしてもらう、そんな「かつしかウェディング」をかなえていただければ、
私たちの今までの経験や知識を利用していただければと思います。
葛飾区が結婚式場がなくても、
花嫁が行き交うことが「非日常」でなくなる、
幸せが溢れる街になりますように。
かつしかウェディング
Wedding Design Luce
(Luce +plus) 2020年6月 3日 15:20