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ブログ 大人のステキ結婚式 THE!ブライダル業界: 2018年2月

フリープランナーの定義とは?①

こんにちは。
ウェディングデコレーターの新矢ヒカルです。
毎日寒いですねー!
インフルエンザがまた流行りだしているそうなので、気をつけてくださいね!
180207blog.jpg
今日はブライダル業界での話題によく上がること、
「フリーウェディングプランナー」のことについて、辛口ブログとさせていただきます。
以前のアメブロの頃から、このことは書いていて、もう何回目かと思いますが、
今回の少し違う観点で書いてみようと思います。

ブライダル雑誌等の編集の方や、業者さんとの打ち合わせの雑談の中で
結構な確率で出るのが「フリープランナー」のことお話です。
「一生懸命頑張っている方がいて・・・」
なんてお話は私も勇気づけられ、がんばろう!って思います。
けど、残念ながら反対のことが多いですね・・・think

数年前にフリープランナーの誕生!みたいな感じで
一瞬、スポットライトflairを浴びました。
その時は私もちょうど社員というスタイルではなく、
件数や、売り上げの目標ばかりを見て仕事をするポジション、
確かにお給料はとっても良かった気がしますが・・・。
何かが違う、立ち止まらなければと悩んだ時期がありました。
もっと自由に、もっと新郎新婦に寄り添い、そんな魂が喜ぶような
結婚式をしていきたいな、と個人での仕事の1歩を踏み出した時でした。

日本も海外のように色々なところで結婚式をしたり、
楽しく仕事が出来そうーとワクワクしました!

・・・っが、なかなか厳しいです。
それはそうです。
皆さんが何か買い物をする時にどうやって選びますか?
一時的にしか使わないものなら、出来るだけ安いものがないかなー!
って探しますよね?

例えば・・・。
今年の春にはとても流行っていて、けど実は自分はあまり好きではなく、
とりあえずは流行りだから1つだけ買って、
流行りが終わったら捨てよう、とか。
旅行先で使うだけでm使ったら捨てて、帰りは荷物を軽くしよう、とか。

一生の思い出、ずっと大事にしたいものは探して、吟味して、選びますよね?
例えば、車だったり、家だったり、旅行だったり・・・。
例えであげたこの3つも全て最高級のものを選びませんよね?
(お金持ちの方は違うかもしれませんが・・・)

この選ぶポイントの違いはなんでしょうか?
それは「安心」「信頼」出来ることか、ということでしょうね。
例えば家を買う時も、やはり「信頼」して任せれて「安心」出来る会社へ
任せる方が1番多いのではないかと思います。

もちろん大手の有名住宅メーカーが1番安心だと思います。
そうなると日本では同じ感じの家が建ち並ぶかもしれませんよね。
(大げさかしら?)
そこで予算とか、こだわりを持ちたいから、大手以外に頼むことに
なる方も多いことと思います。

ここからが大事です!
(結婚式の選び方と似てませんか?)

「予算やこだわりを実現したいから、フリープランナーにお願いしてみよう!」
この考えが出るのも正しいと思います。

ここで大事なのは「どこどこの会場でやりたい」がないことが大事です。
このことについてはまたお話をします。

さあ、どうやって選びますか?
口コミをチェック?
・・・そんな1回だけだろう家を買うのに見えない人の言葉を鵜呑みに
   しちゃって、本当に大丈夫?

テレビや結婚情報誌でとてもPRしていたから?
・・・お金さえあれば、それは誰でも出来ますよ!
   そして、そのネットでの大きなPRの料金はどこから出るんですか?
   婚礼会社?
   いえいえ、違います。
   ご成約をした新郎新婦のお財布から出ています。

ネットで宣伝してたし、安いし!!!
・・・結婚式に限りませんが「安かろう、悪かろう」で本当にいいですか?
   そして、よく思い出してください。
   ネットで商品を買うときって「時間がない」「安い」「早い」が1番の
   利用動機ではないですか?

この3つの理由のよくない部分の共通項は「安心」「信頼」が
見えないことですよね?
是非にウェディングプランナーに会いに行ってください。

そして、確認してみてください。
「今までどういう経歴ですか?」
「どうしてフリープランナーになったんですか?」
「結婚式では何が大事だと思って、仕事をされていますか?」


やはり、フリーという「プロ」である以上は
経歴や経験値はとても重要だと私は考えます。

もちろん、長くやっていたからいいプランナーとは限りません。
転職をして、何か所かの会場でマネージメントをしているなら、
それ以上の安心感はないと思います。
1か所だけだと・・・仕事の変換が出来ればいいと思います。

経験値の中で、空気感を読んで、「出来そう」「無理(出来ない)」
または「検討の必要性あり」を判断できるというか、感じることができます。

今、世の中に多いらしいのが・・・
どこにも所属しないで、会場の新規対応をして、成約になれば
当日まで担当する、という方らしいです。
これって本当にフリーなの???
集客は自分でなく、会場であり、委託ですよね?

そして、会場はだいたがホテル、レストランってところだと思いますが、
そこで本当の自由な結婚式って言えるの?
テーブルセッティング、進行を会場側にすべてお任せして・・・
会場装飾だけに頑張るとか・・・

なんだか違う気がします。

私も「フリーウェディングプランナー」ですから、
色々な会場に出入りをさせていただいています。
お客様を私たちからご紹介する場合は、専属のウェディングプランナーがいないこと、
いらっしゃる場合はご相談にのっていただき、
例えば、3か月切ってから、日曜とかお日柄で今一つの日程で
お願いできないかを打診します。
基本的にはその場合はダメ元で問い合わせているので、
NGのお返事の場合は潔く引きます。

私たちは婚礼事業部がない、専任者がいないところに
まずはご依頼をしています。
それこそが「フリーランス」の腕の見せ所ではないですか???

元々、婚礼事業を大々的に行っている会場の状況は
お客様に事情をしっかりとお話をするとご理解をいただけると思います。
「フリー」にお願いしてるってことは、「こだわり」を持っている、
「ふたりの何かの事情」があるからだと思うので。

なんだか、長々と書いてきましたが、
私がこのことを書こうと思った事件?(笑)がありました。

先日、ある業者さんと打合せをしていたのですが・・・
「フリープランナーって、
会場に所属してるか、してないかの違いだけですよねー」


まぁ、ある意味で「フリー」っていうことで合ってるんでしょうけど(笑)
実際に話したりしてるだろう業者さんが言うところに
私は深いものがあるなぁーって、感じました。

心の中で「私は違う!」って叫んでましたー(笑)

大事なものを選ぶ時、しっかりと吟味しますよね?
さて、あなたの目の前のフリープランナーさんは本物のフリープランナーですか?
経歴や経験値で不安はないですか?
友達のように対応し仲良くしてくれて、うれしいー!って本当に大丈夫ですか?
・・・反対にクレームや自分たちの意見は言いにくくないですか?
最近、このケースが多いそうですね?
経験値があれば、新郎新婦とはほどよい距離感を持ち、
おふたりの意見がいいやすい環境をつくり、よりよい結婚式にしょうとしません?

「フリープランナー」の定義は会場で勤務かそうでない、なんて浅いところでは
判断出来ないと思います。
業者さんの言葉は今のフリープランナーの指摘にピッタリと思いますが、
本当に衝撃的な言葉でした。

今日は長々と辛口で失礼しました!

さぁ、今日も頑張っていきましょう!

振袖の事件で思うこと

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こんにちは。
ウェディングデコレーターの新矢ヒカルです。

最近はなぜか、結婚式のお話が少なくなっていましたが。。。
今日はそれに近いお話をさせていただきます。
あくまでも個人的意見となりますので、あしからず。

先月の1/8に勃発した、はれのひの振袖の事件のことです。
きっとブライダル関係者は我が身のことのように見ていた方も多かったと思います。
私もその1人でした。

私の成人式の日は御多分に漏れず、近所の美容院で、
両親から仕立ててもらった振袖の着付けとヘアセットを
朝も暗いうちからしていただきました。
いつも忙しくて、休日は仕事か1日寝ているような父がその日は朝早くから起きてきて、
成人式の会場へ車で送ってくれました。
(車で行かなくてもいい場所なくら近所だったんですけどね・笑)
そういうところから、「成人式って両親にとっても嬉しいことなんだ」っていうのを
空気感というか、両親の様子で知りました。

それが奇しくも、今回のトラブルを起こした会社名である「晴れの日」って
ことなんだと思います。
(本当の会社名は「はれのひ」ですね)

いつもの日から、晴れやかで幸せな日の成人式、結婚式。
どちらもやり直しが効かない1日です。
事件を知り、改めて自分の仕事の責任の大きさを感じました。

もちろん、その時の社長の状況は切羽詰まっていたでしょうし、
何も考えられないし、考えたくない、だったかもしれません。
けど、報道であったように「晴れの日」を悲しい思い出にされたお客様を
どれだけ傷つけることになるのか、そこを想像してほしかったです。

テレビで毎年1月に成人式の報道がされる度に自分の成人式を思い出し、
また、マスコミきっとこの後ずっと、この事件のことを成人式の度に
繰り返し、報道することでしょう。
その報道によって、毎年、傷ついていく方もいるかもしれません。
早めに判断して、お客様に本当のことを伝えるべきだったかも
しれませんね。

スタッフが多くいて、多店舗展開をされていると、
自転車操業になっていくとはブライダル業界でもよく聞く話です。
会社の規模を大きくすることはいいことですが、
どこかが歪んでいっていないか、
自分たちの足元を見ていかないといけませんね。

ウェディングプロデュースという職種なので、
今回の事件のフォローについてはあまり力になることは出来ないかも
しれませんが、何か出来るなら私たちLuceもお手伝いしたいです。

そして、後日のニュースで知りましたが。。。
それまでの報道ではお客様から預かった振袖をネットとかで売っているのでは?
とありましたが、それはなかったようです。
社長の最後の良心だったと信じたいです。

こちらの衣裳店もそうだったようですが、
ブライダル業界でも頻繁に使われているセールストーク、
「今日ご成約いただいたら○○円割引ます」
「申込金を入れていただかないと・・・」
 (館内にATMがあるところもあるとか??)
そんな性急な言葉には惑わされず、相手の方との信頼関係があるかどうか、
それで決めていただけるといいですよね。

働いているスタッフの方も自分の担当のお客様の目を見て、
まっすぐに話せる環境で仕事をすることが、いい結婚式を生み出すのではと思います。
それが出来なくて、罪悪感ばかりが積もるなら、
退職をするのも致し方ないことだと思います。
業者さんもそうです。
業者さんも仕事を断ることをしないと、いつまでもよくならないですよね、
ブライダル業界は。

今回の振袖の事件を通して、ブライダル業界の将来や、
自分の責任感の重さに思いも新たになったし、だからこそ考えました。

私たちLuceは誠実に結婚式の仕事に向かいあいたいと思います。

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