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HOME > ブログ 大人のステキ結婚式 > アーカイブ > いろんな結婚式のお話: 2016年2月

ブログ 大人のステキ結婚式 いろんな結婚式のお話: 2016年2月

「代わり」がきかないモノ。

こんにちは。
YUMI KATSURAウェディングプロデュース カリヨンTOKYO
ウェディングデコレーターの新屋です。
今日は朝からテレビで「東京マラソン」の報道が続いていましたが、
電車の乗り換えの銀座で、まさに疾走中のrun runsweat01のランナーと遭遇しました。
マラソンって長い距離なので、スピードがゆっくりなのかと思いきや、
一瞬驚くほど速いスピードで走り去って行きました。
ランナーの皆さま、本当にお疲れ様でした!

さて、今日は「代わり」がきかないもの、というタイトルを付けましたが、
これはまさに私たち、ウェディングプランナーの仕事がそうですよね。
担当者によっても同じ結婚式が大きく変わっていきます。

今日書きたいのは、代わりのきかない「物」です。
結婚式においてはなかなか代えがきかないモノが多いかと思いますが、
まぁ、それでも時間とお金さえあれば、「代わり」をご用意出来るケースが
多いと思います。

私が過去に新婦からお預かりしたもので、本当に「死ぬかと思った」ぐらい、
緊張し、背中まで冷や汗coldsweats02sweat01sweat01をかいた時のことです。
それは・・・
160228blog①.jpg
前回のブログで取り上げました花嫁のれんです。
(花嫁のれんって何??って方はupwardrightこの上の「花嫁のれん」文字をクリックしてください)

以前、勤めていた会場で担当をさせていただいた新婦がまさにこの花嫁のれんで
有名な加賀、金沢の出身でした。
結婚式も間近になり、新婦からは色々なお預かりものをしていました。
その中のひとつが「花嫁のれん」でした。

ある日、サロンに出勤したら社内は大騒ぎbearingになっていました。
すると…「並びのビルでガス漏れがあったので、避難するように!」
との指示があり、カバンだけ持って、他のスタッフと離れたところまで非難しました。
救急車hospital、消防車sign01、パトカーsign03がいっぱい来て、
「進入禁止」のテープで仕切られ、パトカーからは「避難してください!!」
と繰り返し、アナウンスが入っていました。

私も他のスタッフと遠巻きに「いつになったら戻れるんだろう?」なんて
話していましたが・・・。

ある瞬間、あることに気づきました。

今、目の前でガス爆発騒動が起きているビルの上のフロアに
新婦からお預かりしているものを倉庫に置いていたことを思い出したのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。

お預かりしているものの中で「花嫁のれん」が2つありました。
1つは新婦のおばあ様がお嫁に入る時に持ってきたもの、
もう1つは新婦のお母様のお嫁入りの時のものでした。
 
たぶん5分足らずの時間だttかと思いますが、いろいろなことを考えました。
結論は「代わりがきかないもの」だから、倉庫へ取りにいく!・・・でした。

そこからが大変でした。
まず、近くにいた警察官の男性と女性に理由を話して、
「進入禁止」のテープの中に入ると、向こうから他の警察官?の
男性から「何してるんだー!!!」poutと怒号が・・・。

先に話を聞いてくださった女性の警察官の方が、走って行って事情を説明して
くださって、私も近くにいくと・・・pout

「どうしても行かなきゃいけないのか???」pout

「新婦のおばあちゃんとおかあさんの花嫁道具で新婦が引き継ぐもので・・・」coldsweats02

なんて、しどろもどろで(だって皆さんが殺気bearing立っていましたから)説明をすると、
「そうだよな・・・」gawk

なんだか、少し離れたところで話し合いをされていて
「場所も分からないし、一緒についていくから2分以内にはもどるからね!」
「はい!!!」coldsweats02

決心がついたところで、「もう爆発はしないから安心してください!」と他の方が言いに来てくださり、
ある意味で肩すかしな感じで(笑)倉庫に花嫁のれんをとりに行きました。
無事で何よりでした!

・・・っが、あとで考えると怖いかったです。
けど「代わり」がきかないものでしたから・・・・。
ちょっと思い出していました!

花嫁のれん

こんにちは。
YUMI KATSURAウェディングプロデュース カリヨンTOKYO
ウェディングデコレーターの新屋です。

今日は少し前にテレビドラマでもありましたが、「花嫁のれん」のことを
少し書きたいと思います。
この下の写真でいいますと・・・右側のドアのところで吊るしてあるもが
「花嫁のれん」で家や時代のよって、色の使い方や画の雰囲気が
全く違っているようです。
160228blog①.jpg「花嫁のれん」とは・・・
幕末から明治にかけて加賀藩の領地である加賀・能登・越中に見られる庶民の風習でした。

花嫁は嫁入りの際、玄関先で実家と婚家の水を半分ずつ混ぜて飲み干し、
実家の紋を入れた花嫁のれんを嫁ぎ先の仏間の入り口にかけます。
婚家の仏前で手を合わせ「どうぞよろしくお願いします」とお参りしてから結婚式が始まります。
花嫁のれんの色や柄には時代ごとに流行り廃りがあり、麻や綿のものも見られますが、
多くは絹で加賀友禅の手法が用いられ、これもこの伝統技術が継承された一因といわれています。
160228blog② (1).jpgこんな感じでご近所さんにお披露目をしたり、
きっと花嫁の小さいころからの思い出話を花嫁のれんの前で
繰り広げていたんだろうなぁと思います。
本当に北陸、加賀のステキな結婚式のしきたりですね。
私も実物を見せていただきましたが、一針一針縫っているもので、
飾りのふさも見事でしたlovely
花嫁にとっての大事な花嫁道具のひとつなんでしょうね。

このブログの「花嫁のれん」は次のブログへ・・・続きます!


楽しくない結婚式

こんにちは。
ウェディングデコレーターの藤原です。

363.jpg


最近、ブログを頑張って更新していると思いませんか(笑)?smile
毎日アンテナを張り巡らして、ネタを探していますeye
Luceのブログネタは、業者さんと雑談している中で聞いた話をネタにしていることも多いですpaper

先日、その中でも何度かブログにも登場している
カメラマンのNさんが久しぶりにサロンに来てくださいました。

去年の婚礼の話に花を咲かせていると、Nさんが
「こないだ、他のカメラマンと飲んでいる時、Luceさんの結婚式っていいよね。
 っていう話になったんです。」
と一言。

お客様に言われるのも嬉しいのですが、
一緒にお仕事をしている業者さんから言われるのも嬉しく、
思わず、本当ですか!?と聞き返してしまいましたcoldsweats01

「内容ももちろん良いんですけど、何よりLuceさん達が
 結婚式を楽しそうにやっているのがとてもいいです。」

意識をしたことがない部分だったのでとても驚きました。
そんなところまで業者さんに見られているとは・・・
でも裏を返すと、楽しそうじゃない会場もあるという事ですよね。

Nさんによると、「結婚式当日に悲愴感漂う会場がある」と・・・・。
辛そうに仕事しているプランナーさんやスタッフさんがいるそうですcoldsweats02

もちろん私だって、お客さんの希望を叶えるために
無い頭を振り絞っている時は、パソコンの前で苦しそうな顔をしている時もあります(笑)

でも、結婚式当日はそんな顔はしません。
それは心掛けているのではなく、本当に楽しいからですhappy01
一緒に準備してきたものが形になる瞬間、そして新郎新婦とゲストの笑顔。
それだけで、嬉しくて顔がニヤニヤしてしまいますcatface

辛そうなプランナーさんは、そうじゃないのかな・・・?
業者さんに分かるという事は、きっとゲストにも新郎新婦にも伝わってしまっていますよね。
きっとそんな顔をしているスタッフを見つけたら、気になって100%で楽しめないはず。
そんな結婚式は残念です。。。

もちろん大変な時もあるけど、もっともっと結婚式の楽しさが伝わって、
辛そうなプランナーさんがいなくなればいいなぁと思った出来事でした。


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